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図3・21 コモンモードノイズ

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機器の入出力信号ケーブルの物理的接続点において電気抵抗が変動し、その信号ケーブルに発生するノイズ起電力をいう。
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各種の機器が同一の電源ラインによって電源の供給を受けている場合に、それらの機器の動作や停止などによって電源ラインに直接発生し、伝導するノイズ起電力をいう。
(d)ノイズの除去
ケーブル及び電路の布設の項で、既に電路設計上の一般的注意事項としてその内容を取り上げているが、ここでは再度ノイズに関連した電路設計上の注意点をとりまとめてある。
各機器間及び機器内のケーブルの布設においては、ケーブル相互間のノイズの減少と除去のため、電路の分離、よじり(ツイスティング)、遮へい及び接地などの技術を利用し、事前に十分以下の点に注意して計画を立てる必要がある。
(i)電路の分類
電路は、電路の相互間隔、接地、遮へい等の処理の便宜上次の三種類に分類する。
(イ)妨害電路
? 高周波無線機器の送信電力の伝送電路
? 超音波機器の送受信用電路
? 大電力伝送電路で、特に開閉回路を伴うもの
? 電磁バルブ等の誘導負荷制御用の電路
? 高レベルのデジタル信号電路

 

 

 

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